最近、一気に冷えてきましたね。
こんな寒い日々が続くと人の温もりが恋しくなります。
世の中では様々な事件、テロや戦争が起きていますが、人の命をいとも簡単に奪っていいのだろうか・・・・。
生まれてきてごめんなさい。
「おはよう」
「おはよう、早くご飯食べや!」
いつもの朝の始まり、僕が幼稚園の頃の生活は、幼心にウチは何か違うなと感じていました。
僕にはお父さんがいない…。
亡くなったのか何なのかは理解出来ず、そんな話も聞かされなかった。
ある日、友達らと積み木で遊んでいると、僕は積み木を高く積み上げたくて友達の積み木を奪い、友達を泣かせて保母さんにかなり怒られました。
そしておかあさんにも叱られました。
友達、おかあさんごめんなさい。
数日後、幼稚園でのお昼の時間。
僕にはおかあさんのお弁当が無く、いつも近所のパン屋さんで買って行くのですが、これでまた騒動を起こしてしまう事に。
パン代は200円。
購入出来るパンが少なく、そして安い料金で購入出来るバウムクーヘンを買っていくと保母さんに「それはダメ、おやつだから。」っと注意され、またおかあさんに叱られました。
翌日パンを買いに行くと、やはり買えるものが無く、仕方無くまたバウムクーヘンを買って行くと保母さんとおかあさんに酷く怒られました。
理由を言っても信用してくれない…。
とある事情で引っ越す事になり、小学校に入学していつもの朝ご飯。
トースターでパンを焼きながらテレビを観ていると、つい忘れてしまいパンが黒焦げに。
するとおかあさん、「あんたが悪い!ちゃんと食べろ!」っと言われ泣きながら食べました。
僕は小学2年生になり、高熱を出して学校を休みそしてその夜、うなされて怖い夢を見て部屋を走り回ったり、おかあさんにくっつこうとすると「うるさい!早く寝ろ!!」っと。
また別の日に帰宅するとやけに寒くて寝込んでいると、「遊びまわるからや!」っと迷惑がられながらも病院に行くとインフルエンザにかかってましたが、おかあさんは病院代の事ばかりを気にしていました。
とある日。
帰宅すると見知らぬ男の人が自宅にいて、誰?かとおかあさんに尋ねるとお父さんだと。
そしてこの時にある事でおかあさんとケンカになり、もう僕は出て行くと家を出ようとすると、お父さんが「いい加減にしろ!」っと怒られましたが僕は「言われる筋合いは無い!」って言っちゃいました。
その後、このお父さんは自宅に来る事はありませんでした。
どうやら離婚してたそうですが、もう一度やり直そうとしてたみたいです。
月日は流れ、小学4年生のある日。
おかあさんの誕生日を祝おうと、おかあさんが帰ってくる前までに部屋を飾り付け、楽しみに待っていたのにおかあさんはなかなか帰って来ず、お腹を空かせた僕は残っていたご飯と缶詰を食べていた所、おかあさんがやっと帰ってきて僕を見た途端に激怒。
理由は分からずただただバットで殴られ、泣きながら寝ました。
それから数日が経ち、またおかあさんに怒られて「もう僕は出て行く!」っと家を飛び出した所、事故に合ったらしく気が付くと病院のベッドの上でした。
そしておかあさんが僕に何かを言っていました。
眉間にシワを寄せ困った表情をしながら、何かを僕に話しています。
あれ?
耳が聞こえないや…。
またおかあさん、怒ってるんだな…。
ごめんなさい。
僕がいなきゃ良かったのに…。
おかあさん・・・生まれてきて・・ごめんなさい。
そう心の中で呟くと、なんだか眠くなりそのまま眠りにつきました…。
後悔しない為に
子供は色んな意味で素直で正直です。
子供からすれば親は絶対的存在。
親が最初のいじめっ子になってはいけません。
世界では様々な事が起こっていますが、日本でも各1人1人に様々な人生があり、喜怒哀楽を送っています。
その時の気分だけで自分都合のみの行動は避けましょう。
繰り返される戦争、いじめ・・・・。
なんとかならないものかな。
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