毎年起こる現象、赤潮や青潮。
なんとなく悪い印象を受ける海水の色なんですが、この現象の正体とは?
これが発生すると死の海になり、魚にとっては命を落とす危険な状態に。
果たして、海の中では何が起きているのか?
青潮とは
青潮(あおしお)とは、海水に含まれる硫黄がコロイド化し、海水が白濁する現象である。これが発生している海は薄い青色に見えるので、赤潮と対比して青潮と呼ばれている。夏~秋に東京湾で多く発生することが知られている。赤潮と同様に魚介類の大量死を引き起こす事がある。
また、「苦潮」とも呼ぶそうです。
この青潮は、日中なら薄い青色に見えるが夜だと薄い白色に見える事が多いかと。
まるでカルピスをケチって薄めた時のような状態かな?笑
こうなると魚っ気が無くなり、静まりかえった海といった雰囲気です。
赤潮とは
赤潮(あかしお)は、プランクトンの異常増殖により海や川、運河、湖沼等が変色する現象である。水が赤く染まることが多いため「赤潮」と呼ばれるが、水の色は原因となるプランクトンの色素によって異なり、オレンジ色、赤色、赤褐色、茶褐色等を呈する。赤潮を引き起こす生物は、色素としてクロロフィルの他に種々のカロテノイドを持つ場合が多く、細胞がオレンジ色や赤色を呈する為にこう見える。
赤潮が魚介類に与える影響は幾つかに分類される。
【溶存酸素濃度の低下】
【鰓にプランクトンが詰まる事による物理的窒息】
【藻類が産生する毒素による斃死】
と言う事です。
しかしこの赤潮は、表層付近だけを漂ってる場合などは、中層辺りでは問題無いようですね。
魚釣りをしてても、量にもよるかも知れませんが、普通に釣れたりします。
その時々の状況によりって事ですね。
黒潮とは
黒潮(くろしお、Kuroshio Current)は、東シナ海を北上してトカラ海峡から太平洋に入り、日本列島の南岸に沿って流れ、房総半島沖を東に流れる海流である。日本近海を流れる代表的な暖流で、日本海流(にほんかいりゅう)とも呼ぶ。
貧栄養であるためプランクトンの生息数が少なく、透明度は高い。このため、海色は青黒色となり、これが黒潮の名前の由来となっている。南極環流やメキシコ湾流と並んで世界最大規模の海流である。
との事です。
釣り人や漁師、環境等で困るのは「赤潮」と「青潮」ですね。
コメント