先日、愛用の10ステラが不測の事態によりメーカー送りになりました。
戻ってくるまではとりあえず手持ちのリールで釣行すればいいやんと簡単に考えていましたが、実際にシーバス釣行にて使用してみると、その違いは歴然としたものでした。
対象のリールが違いすぎるのは理解していますが、今まであまり気にしていなかった感度やドラグ性能、巻き心地などがこれほどまでに重要なんだと改めて実感いたしました。
巻ければいい?
これは前から思っていたんですが、釣行の時の魚のアタリや潮の流れやヨレなど、ロッドさえ良ければしっかりと感じる事が出来ると思っていました。
そのため、リールなんて巻き取れたら何でもいいや!と考えていました。
とは言え、贅沢にステラを使っていたのは憧れのリールであったので、無理して購入して至福の時を過ごしていましたんですが。
しかし今回、唯一シーバスに使える代替品のエアノスを使用してみてすぐに痛感したのが、巻き取り時の滑らかさの違いによりルアーの動きや魚の動き、そして潮の流れやヨレを敏感に感じ取る事が出来ない事。
もちろん差がありすぎるのは理解していますが、これほどまでにリールの感度の大事さを知る事が出来たのは非常に勉強になりました。
また、ラインローラーの良し悪しもあり、キャストを繰り返す内にラインがヨレまくるのも実感いたしました。
ロッドにしてもリールにしても、グレードを徐々に上げていくとイマイチ違いに気付きにくいですが、逆にグレードを下げてみるとその違いがハッキリしますね。
この辺りもたまに違うロッドなんかを使うとその違いにストレスを感じる事もよくあり、基本的には同じロッドしか使いません。
しかし、ロッドにしてもリールにしても、高価なモノが全ていいのかと言うとそんな事もなく、比較的安価なモノでもコスパの高いモノは数多くありますね。
メンテナンスの重要性
これは当然の事ですが、私自身も釣行の後には必ず水洗いとオイル注油を致します。
海水なんてとんでもないくらいの塩分濃度なので、しっかりと洗い流しておかないと塩噛みの原因になるので、それだけは避けたいですからね。
聞いた話によると水没した場合なんてバケツに水を張り、リールをジャボンと全部入れて水中でハンドルを回して塩分を飛ばし、その後は分解して乾燥させてやればOKとか。
海水が内部に入るより、真水の方がよほどマシですしね。
自分でバラシて掃除なんかも出来ればいいのですが、なかなか勇気が無いですが憧れますね。
これが出来ればメーカーにOHに出す必要がないので助かるんですけど。
私の場合、メンテナンスと言っても水で洗い流して乾燥させて、その後は必要なところだけオイルを注油するだけですが、これを欠かさず行うだけで充分問題なく使用出来ています。
コレもステラだから大丈夫って訳ではなく、アルテグラやエクスセンス等を使用していた時も問題は起こりませんでした。
また今回の様な不測の事態に備えて、その他のネジの緩みや傷などもチェックしていった方がいいですね。
リールは精密機械なので、少しでも長持ちさせるためには必要不可欠かと。
各メーカーさんへ
今回、メーカーさんへリールを送る事により、場合により代わりのリールが無い方の為に車で言う所の代車みたいに、リールやロッド等も代替品があればいいなー!と思いました。
基本的には戻ってくるまでの間、また借りることの出来る種類なんかも豊富にあると、気になるタックルを使用する事が出来るので非常に有難いです。
とは言うものの、現実的には難しいでしょうけど・・・。
なにはともあれ大切に使用しているタックル類ですから、メーカーさんを信用してOH等を出すんですから、しっかりと対応して頂きたいと思います。
では、また。
コメント
グレードを下げてみたら違いがわかる、と言う話し。
まさにその通りかもしれませんね。
バス釣り始めた頃に買ったバイオマスターは、今では子供のオモチャにしかなり得ない感じです(^^;;
代リール制度、ぜひ検討して欲しいです〜
GONTAさん
ですね〜、グレードアップの時より下げた時の方が断然分かりますね。
今回の代リールもメーカーさんが考えてくれるといいですね〜。